避けた方が良い施設の特徴
常に求人を出している
常に求人を掲載している介護施設には要注意です。例え「アットホームな職場です」と書いていたとしても、毎回同じ求人が出ているような職場は人間関係が悪い可能性が高いです。職場に問題があるから人材が定着していないのです。また、同じ地域の求人と比べて明らかに給与が高すぎる場合も注意してください。離職前提で人材を集めている可能性が高いです。
即座に採用される
面接が終わった直後に「ではいつから来られますか」と聞いてくる施設は危険です。簡単な面接をしただけですぐに採用を言い渡される場合、求職者の質はどうでもいいからとにかく人手が欲しいと考えている可能性が高いです。そのような職場は十中八九激務であり、人間関係もギスギスしています。また、ろくに研修をせずに現場に放り出されるでしょう。
あいさつがない
施設見学時には、職員からあいさつされるかどうかを確認しましょう。その職場で働くことになった場合、同僚となる人たちです。不愛想な態度を見せるようだと避けたほうがいいです。また、利用者やそのご家族に対して失礼な態度をとっている施設もNGです。
ワンマン経営
介護施設の中には、一族のワンマン経営で運営しているところがあります。傾向としては、社会福祉法人に多いです。ワンマン経営がすべて悪いわけではありませんが、上層部が腐敗している場合は職場環境が最悪であるケースが多いです。給与体系や昇給条件など今後のキャリアに関係する部分がきちんと確立されているかどうかを確認する必要があります。
処遇改善加算を取得していない
介護施設の収入は処遇改善加算に左右されます。収入源の1つであり、働く職員のために職場環境をきちんと整えている施設に加算される仕組みです。加算を取得するためには、審査に通る必要があります。そこを軽視している施設は給与が低いだけではなく職場環境が悪い可能性が高いです。
退職金がない
退職金制度は義務化されている制度ではありません。そのため、施設によっては退職金が出ない場合もあります。意外と見落としがちな部分なのできちんと確認しておきましょう。退職金は、それまで頑張ってくれた職員に対するねぎらいとして支払われるものです。退職金制度のない施設は、職員のことを大切にしていない職場かもしれません。
働きやすい環境を手に入れるために
組織体制がきちんとしている施設は、利用者だけではなくそこで働く職員のことも考えています。環境が整備されているからこそ、気持ちよく働き続けることができます。上記のチェックポイントを参考に見極めてください。
施設見学前にもう一度見ておこう
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志望動機は明確にしておく
志望動機は必ず聞かれます。その際、前の職場を批判するような内容は言わないでください。また、数ある介護施設の中でも、その施設を選んだ理由を明確に伝えられるようにしておきましょう。
- 施設見学時の注意点
- 必ず確認しておくべきこと