キャリアプランも考えておこう

キャリアプランも考えておこう

幅広く活躍できる

施設見学や面接の際には長期的なイメージもあったほうがいいので、自分のキャリアプランについて事前に考えておきましょう。介護の現場では女性が多く活躍しています。勤務時間を選んで働けるので、家庭と両立しやすい点が人気の理由です。施設形態や職種によって若干異なりますが、それでも全体的に女性のほうが多いです。そのため、「女性であること」がキャリアアップの妨げになることはありません。むしろ、キャリアアップを狙う女性にはおすすめの仕事です。
女性が多いと述べましたが、だからといって男性が活躍できないわけではありません。介護職は体力を必要とする業務が多いので、重宝される現場は多いです。特に、男性利用者に対する介助業務は男性介護士でないと務まらないこともあるでしょう。周りの職員は女性が多いので、その環境に苦手意識を感じないのであれば働きやすい職場です。
また、年齢がハンデになることはありません。若い世代に限らず、40代・50代の職員も多く働いています。業務に支障がない健康状態であれば、60代以上の職員を歓迎している事業所も多いです。そのため、長く働き続けられる仕事です。

キャリアアップしやすい業界

介護職はキャリアアップの道が分かりやすいです。無資格・未経験から働き始められますが、資格を取得することでステップアップが可能です。資格があれば、資格手当による収入アップが可能です。また、資格取得を支援している事業所も多く、支援制度のある事業所なら負担を最小限に抑えながら資格取得を目指せます。
介護資格の1つの目標となるのが国家資格である「介護福祉士」です。この資格を取得すると、管理職へのキャリアアップが望めます。また、転職の際にも有利に働くでしょう。介護福祉士を取得するためには、3年以上の実務経験が必要です。その間に介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修を取得しましょう。
介護福祉士を取得した後も、ケアマネジャーや社会福祉士などの上位資格を目指せます。これらの国家資格や公的資格を取得することで、より一層活躍の場が広がります。無資格から介護業界に飛び込んだ主婦の方が、働いていく中で資格を取得し、管理職など上位の役職に就くというキャリアルートも存在するのです。また、介護福祉士の上位資格に位置する認定介護福祉士や、重度訪問介護従事者、精神保健福祉士などを取得し、特定の分野に特化した介護のエキスパートとして活躍することも可能です。ただし、認定介護福祉士を取得するためには実務経験が5年以上必要です。

施設見学前にもう一度見ておこう

施設見学から求人探しまで

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